梅雨の時期、天気が崩れると、頭痛、肩こり、吐き気など体調を崩しやすくなるという方はおられませんか？

気象の変化によって体調が悪くなることを「気象病」と呼ぶことあります。
気象病が起きる原因のひとつとして、自律神経のバランスの乱れが指摘されています。
自律神経は、気温や気圧の影響を受けやすく、急激な気圧の変化に対して過剰な反応が続くことで、身体の不調を引き起こすと考えられています。

そのため、頭痛に対して、痛み止めの薬で対症療法を行うことも必要なときもありますが、根本解決としては、自律神経を整える食生活が必要です。
自律神経を整える鍵は２つ。ひとつは「血糖コントロール」。もうひとつは「腸内環境の整備」です。

本日は「血糖コントロール」について。
自律神経の乱れの原因になりやすい食後の急激な血糖値の上昇を避けるためには
・絶食を続けた後の食事で砂糖や白米など精製された糖質の多い食品を単体で摂取しないこと。
・おにぎりだけ、パンだけ、麺だけなど主食だけの食事を避け、食物繊維やタンパク質＝おかずをしっかり食べること。
が大事です。
とくに、食後高血糖を防ぐはたらきがある食物繊維は、自律神経を整える、もう一つの鍵となる「腸内環境の整備」にも欠かせません。

対症療法と腸内環境からの改善、気になりましたらご来院くださいね。